
EXCELで、表からデータを検索して取り出したいです!その時によって、検索したい文字がある行位置が異なる。VLOOKUPとLOOKUP関数以外で!

それならXLOOKUPという関数があるよ!場合によりますが、LOOKUPとVLOOKUPの特性を持ちつつ、複数の列を表示できる便利関数なんだ!
是非、覚えていってね!
XLOOKUP関数を習得しよう!
例題:この表で品目が50003の行の数量を表示しましょう!ただし行位置は可変でも対応するものとする。

まずは、取得品目を別のセルに直打ちをします! ここは推奨です。

下記の式になります!
=XLOOKUP(F3,$B$3:$B$7,$C$3:$C$7)
F3セルの取得品目が、$B$3:$B$7の範囲から選択し、$C$3:$C$7の該当する数量を表示します!


それでは、もし目的の品目がなかった場合に、特定の文字を表示させるときの方法を紹介します!

下記の式になります!
=XLOOKUP(F3,$B$3:$B$7,$C$3:$C$7,”なし”)
この場合は、品目(50003)が存在しないので、”なし”と表示される。

最後に、新たに追加された、納期および、既存の数量の2列を表示してみましょう!

下図の式になります!
=XLOOKUP(F3,$B$3:$B$7,$C$3:$D$7)
$C$3:$D$7 ここで、2列選択することで、数量と納期の2列を表示することができます!

これは便利ですね!ほかのLOOKUP関数とは一線を画します!
では、最後にIF関数で分岐させてみましょう!

品目50003の数量が50000より高かった場合は、品目50003の数量と納期を表示し、50000未満だった場合は、品目50004の数量と納期を表示させましょう!
下図の式になります!
=IF(XLOOKUP(F3,$B$3:$B$7,$C$3:$C$7)>50000,XLOOKUP(F3,$B$3:$B$7,$C$3:$D$7),XLOOKUP(G3,$B$3:$B$7,$C$3:$D$7))
=IF(XLOOKUP(F3,$B$3:$B$7,$C$3:$C$7)>50000 もし、第一候補の品目50003の数量が50000より多かったら、
XLOOKUP(F3,$B$3:$B$7,$C$3:$D$7) 品目50003の数量と納期を表示する。
50000未満だった場合は、品目50004の数量と納期を表示させます!
これは革命が起きますね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はEXCELでXLOOKUP関数および、ネスト関数を紹介しました!実用性が高い関数で、このレベルまで習得できれば、EXCELできるよ!と自信をもって発言できるでしょう!完全にVLOOKUPとLOOKUP関数の上位互換ですね!
他の記事も挙げておりますので是非立ち寄って頂ければ幸いです。私と一緒にパソコンの知識を広げていきましょう!それでは皆様、今回はこの辺で失礼いたします。
ささお